代表挨拶

弊社の経営指針は「天然木との共存共生」です。
昔から木材は人々にとって必要不可欠なものであると思います。

木目を見るだけで穏やかな気持ちになったり、木材の香りで癒されたり、
人には無意識のうちに木材を欲する気持ちがあるように感じます。
街中で見かける塩ビシートやプリントですら木目柄にするのも、木材の代わりの安価はモノというよりは、本物ではないが木目柄を求めているからだと思います。
弊社から発信できることは本当に少ないのですが、弊社に関わった方々に突板、天然木を通じて少しでも木材の良さを知っていただきたい！
その良さを共有することができたら幸せだと感じます。

そのような想いから私のビジョンは
「限りある天然木を最大限有効に活用し、その温もりや優しさを伝えます！」
です。
この数十年の間に良品の突板に向く木材はかなり減ってしまいました。
樹種によっては枯渇してしまったものもあります。
その自然の恵みを利用して商いをさせていただいていますので、大事にしなくてはと肝に銘じています。
突板に触れてもらって、その触感や香りの違いや目合い(木の風合い)を知ってもらいたい！木材の持つ温もりを感じてもらいたい！　そういう想いでこのビジョンになりました。
弊社は昭和２３年に祖父が設立し私は三代目になります。
生まれた頃から突板に囲まれ、木材の匂いの中で育ちました。
また幼い頃の家族でのドライブ時には必ずと言っていいほど神社仏閣に立ち寄り、色々な場所で大木を見ました。
そんなこともあり私は木材が大好きです。
大好きだからこそ皆さんに木材の良さを、突板の良さを伝えたい、知っていただきたい。

そのことが全てです。

犬飼突板㈱　犬飼